赤穂浪士氏のSS…2

「おにいちゃん、起きて起きて!」

「う〜ん…?」

私の隣で寝てたおにいちゃんが眠そうな目を開けました。

今日はお父さんとお母さんは、世間で言う『ゴールデンウィーク』を利用してヘンリーさんのところに一泊だけ遊びに行きました。

だから今日はおにいちゃんと二人きりなの。

「今日はお母さんいないからもうちょっと寝かせてよ〜」

おにいちゃんは寝ぼすけさんだから寝起きはとっても悪いです。

「おにいちゃん、今日はタバサと二人っきりだからいっぱい遊ぼうって昨日お約束したでしょ!

起きないとこうだもん!」

こちょこちょ…

私はおにいちゃんのワキをこちょこちょしちゃいました。

「わっわっ、タバサ!駄目だって!起きるから!やめてよ〜!」

おにいちゃんはくすぐりに弱いからすぐに起きてくれました。

でも勢いよすぎてベットから転げ落ちちゃいました。

「大丈夫!?おにいちゃん!」

うずくまったままなので少しおにいちゃんが心配です。

でもおにいちゃんはすぐに起きあがりました。

「いてて…タバサめやったな〜!お返しだ!」

こちょこちょ…

「いや〜ん!くしゅぐったい〜!」

いきなりおにいちゃんに背中をくすぐられて私はびっくりしちゃいました。

私もくすぐりは弱いから手をじたばたさせます。

「おにいちゃんやめてよ〜」

「や〜だよ!えい!」

おにいちゃんがワキをくすぐった時でした。

「ひゃぁんっ!」

なんだかいつもより高い声がでちゃいました。

くすぐったかったのが、急に気持ちよくなっちゃった…

私って変かな?

「…?タバサ?」

おにいちゃんは驚いたみたいで私の顔をじーっと見ています。

なんだか私はとっても恥ずかしくなってきちゃいました。

「お、おにいちゃん、他のことして遊ぼ?」

なんかこれ以上くすぐられたら変な気持ちになっちゃういそう…

ほっぺが熱くなってきました。

「そ、そうだね…何して遊ぼうか…?」

おにいちゃんもなぜか顔が赤いの…

「か、かくれんぼがいい…かも…」

「そ、そうだね…」

とりあえず私たちはかくれんぼをする事になりました。


「もーいーかーい?」

おにいちゃんの声が聞こえます。

今私はベットの下に隠れているの。

「もーいーよー!」

おにいちゃんに見つからないようにじーっとしなきゃ。

もし見つかったらでこぴんだから絶対見つからないようにするの。

でもさっきはなんであんな気持ちになっちゃったんだろ?

私は自分でワキをこちょこちょしてみました。

「あれぇ…?」

べつにくすぐったくも気持ちよくもありませんでした。

おにいちゃんの時だけなのかな?

「タバサどこ〜?」

おにいちゃんの声が近づいてきました。

見つからないようにしなきゃ…

でも急にさっきおにいちゃんにくすぐられた場所がムズムズしてきました。

ど、どうしよう?

今動いたらおにいちゃんに見つかっちゃう!

「タバサ〜この近くかな〜?」

どんどん近づいてきちゃった…

それにどんどんムズムズしてきたよ〜

なんで?

おにいちゃんのこと考えるから?

おにいちゃんでこぴん痛いからやだしムズムズするし…ど、どうしよう〜

あうあうあう〜

「タバサみーっけた!」

ガバッとシーツがめくれてお日様とおにいちゃんが目に入りました。

「えへへ…じゃあでこぴん一回ね!」

おにいちゃんが指をブラブラうごかしてます…

痛いのキライ…

「おにいちゃ〜ん、でこぴんやだぁ〜」

痛いのはやだからおにいちゃんに頼んでみました。

「ダメ!約束は約束だよ!」

「痛いのやだぁ〜他のにしてよ〜!おにいちゃんが決めていいから〜」

私はおにいちゃんに必死に頼みました。

おにいちゃんは少し考えてからポンと手を叩きました。

「じゃあ…くすぐり十秒ね!」

おにいちゃんの言葉に私は背中がゾワゾワしました。

「ダメ!それもダメ!絶対やだぁ〜!」

さっきの気持ちになったらイケナイ気がします。

「タバサは文句ばっかだからダメ〜!」

とうとうおにいちゃんにくすぐられちゃいました…

こちょこちょ…

「いや〜ん!」

1……2……3……

背中がスゴくくすぐったいよ〜

さっきの気持ちになったらどうしよう…

おにいちゃんは楽しそうに私をくすぐってます。

「きゃぁん!」

おにいちゃんの手がさっきムズムズしたところに入ってきました。

「あうぅ…やめてよぉ〜」

こちょこちょ…

4……5……6……

どうしよう、気持ちよくなってきちゃった…

ムズムズしてたから余計気持ちいいよ〜

まだ4秒もあるよぉ…

変になっちゃう…かも…

「もう、やめて、よぉ!おにいちゃぁん!」

こちょこちょ…

7……8……

もう耐えられないよ〜

「あと2秒だよ〜」

そう言うとおにいちゃんはもっと早く手を動かしました。

こちょこちょ、こちょこちょ…

9……

なんか急に体の力が入らなくなりました。

体中が熱くて…もう変になっちゃう…

10……

「お、おにいちゃ…ぁぁああん!」

気持ちいのが溢れてきて思わずシーツをギュッと握りしめました。

ぼーっとして熱いのが頭の上に上っていく感じがするの…

「はぁ…はぁ…」

汗がすごく出てきて髪が顔に張り付いちゃいました。

「終〜わ〜り〜!ってあれ?タバサ?」


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